前回の続きです。
人生を豊かにするためには3つ重要なことがありますとお伝えしました。
①幸福感を高める
②他人・生き物・自然の幸せに貢献する
③家族への接し方を見直す
1つずつ説明しますね。
①は自分自身の幸福感を高める事でさらに幸せなことが起こるし、その幸せ感を周囲にも伝播できる事をお伝えしました。
②は貢献ですが、誰もが誰かに貢献しています。それを深く見ていって自分のこの行動は誰に貢献しているのかを意識する練習をして見ましょうというお話でした。
今回は「家族への接し方を見直す」ですが、もう少し絞ると「両親への自分の気持ちを見つめ直す」です。
これまでにコーチングや心理学講座、カウンセリングを通して、いろんな人を見てきました。
自分がコーチングや心理学を学びに行ったところでもいろんな人がいました。
多くの人は、父親・母親との関係とその時の捉え方から、問題を抱えています。多くの場合お父さんお母さんが大好きで感謝しています。が、その根底には満たされなかった・不十分だった思いが押し込まれています。
そうすると、ベストなパートナーと巡り合えない・うまくいかない、職場で認めてもらえない、人間関係が・・・と、ネガティブなことが起こります。いえ、続きます。
私も様々な方法を実験のように試しました、手放す、書き換える、などなど。
でも一番早いのは、こちらです。
- 自分の父・母への思い込みや勘違いに気付く
- 父・母も人間なんだということに気付く
- 依存期の子供の頃の捉え方を、自立期の大人の捉え方に変換する
私は幸福感を高めるオキシトシンエクササイズという講座をしていますが、その方法を知って日常で行動していると確かに幸福感が高まり、不十分感は減ります。
でも、この父・母との関係をクリアにすると、言い方を変えると仲直りすることでも不十分感は減ります。なくなる場合もあるでしょう。
不十分感を手放せると、豊かさを引き寄せられるということもできますし、手に入れていた豊かさに気づけることもあります。
私の場合は、男性性が強かったので父への想いが課題でした。コーチングを受けたときに親子関係のアドバイスをいただき、父に手紙を書いたこともあります。その結果、父と和解(これは私だけが感じていることで、父は普通に接していたと思います。)できて、望みが叶うようになりました。
幸福感も、人生を豊かにすることも、全ては自分の心の中・精神性・心のあり方です。
これからのアフターコロナ・withコロナの時代は精神性重視の世界になると言われています。
その世界を生き抜くための第一歩として、3つのアドバイスを意識していただけたらと思います。
コーチングのクライアント、講座の生徒さん、このブログを読んでくださっている方の豊かさと成功をお祈りします。